一汁一菜

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ダイエットきっかけで、図らずも食生活を見直すことになりました。
ちょっと前に歯科医院に行ってメンテナンスを受けた際に、「歯を大事にするための食生活アドバイス」というのを受けたこともきっかけではありますが。

少し前に、土井 善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』という本を読みました。(図書館レンタルですが)

これはレシピ本ではなく、食生活の哲学書のような雰囲気。
一汁一菜にして、時短しようとか節約しようとか、一汁一菜でも褒められるよとか映えるよとか、そういうハウツーものとは違います。

テーマは和食ですが、毎日の食事、家庭での和食というものに目を向けた内容です。

なるほどなっと思ったのは、和食には「ハレ」と「」があって、和食といえば誰でも考えつく「寿司」「天ぷら」「懐石料理」などは「ハレ」の領域のもの。和食は世界遺産に登録されたので、そういう「ハレ」のものは、保存されていくだろうけれど、「」に当たる、家庭での普段の和食はもう絶滅寸前なのではないかという危機感を感じるそう。
確かに・・・。

それと、「美味しい」という概念についても興味深い考察でした。
飽食の時代だからか、究極の味みたいなものがもてはやされているけれど、日々食べる昔ながらの料理、例えば切干し大根なんかに「ものすごい美味しい」というものはない、「普通に美味しい」があれば成り立つんだということ。
人間がつけた味は飽きる、ご飯や漬物、味噌汁を毎日食べても飽きないのは、微生物がつけた味だからということ。

実際、ご飯が食事のメニューに出てきて文句をつける人はいないでしょう。(どうしてもパンが食べたい時は別だけど)
あって、当たり前。主食なんだな~って。この頃は糖質が悪者みたいな言われ方をしてるけど、やはり主食なんですよ。ずーっと食べ継がれてきたものだから。

この本を読んで、私自身考えが変わったのは、もっと味噌汁を飲もうということ。
よくよく考えると味噌汁って、便利!
何もなくても、冷蔵庫にちょっと残った野菜なんかを煮てしまって味噌入れたら美味しいんだということを再認識したんです。

鮮度が落ちてしまったものだって火を通すから安心して食べられるものね。
(私は一人暮らしなもので健康には気を付けてまして、常に、変なもの食べてあたることだけは避けたい、怖い!)
卵を入れてもいいんだなっといろいろ発見してますわ。

まあ、こういう残り物料理は中華スープで味付けてたりしてましたが。

なかなか面白い内容でした。


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