パトリス・ジュリアンさんの「ライフレシピ」

パトリス・ジュリアンさんを知ったのは、だいぶ昔に(に、20年前?!)、テレビのフランス語講座を見ていた時。
番組の中で、フランス文化を紹介するコーナーがあって食文化を担当されてたのかな、とても印象的だったのを覚えています。
食材や料理の紹介だけではなく、日常の中での食事の楽しみ方というものが紹介されていたのが、当時としてはとても新鮮だったな・・・。
その頃は、フランス料理といったら高級なお店で特別な時に食べる料理でしかなかったから。
今でこそ、「ライフスタイル」という概念が本でもショップでも雑誌でも確立されているけれど、なかったのよー、20年前は・・・(しつこい・・^^;)

で、新鮮だったもので、パトリスさんの「フランス料理ABC」というレシピの本も買ったりしてました。

それから長い年月が流れ・・・・(フランス語の勉強も忘れ・笑)、
ふと読んだのがこの「ライフレシピ」。

私は、わりと自分の心の呼ぶものには忠実に生きているんですが、このところなぜか「呼ばれた」ので、ふと図書館で借りて読みました。
面白かったです!共感することも多い。

まとめると、自分の毎日を楽しく過ごす方法・・・というより考え方についての本です。

最近は、「断捨離」が流行りすぎたせいで、モノがないのが幸せみたいな極論にいっちゃって、「じゃあ自分も捨てようか」ってやってみて結局捨てられず、無力感に陥っちゃってるややこしい人にはいいかもしれません(笑)。
生活の主人公は自分とする考え方は、自分軸を大事にするってことなのかな。

パワースポットに行くのではなく、自分のまわりをパワースポットにすればいいという視点は、私も常に思います。

本とはちょっとずれますが、素直に喜べないっていうのは、本当に自ら幸せを遠ざけますよねー。
人がしてくれた親切について、素直にお礼が言えないことも。

まあ、「ありがた迷惑」という言葉もあるのだから、そういった事象もあるとは思います。だいたいそういうのは、相手が自己満足(自分はいいことしたな~って)でやってるのがわかってしまう場合で、そう感じることもあるでしょう。
ただ相手の心情をくんで、例えば純粋に“自分を心配しての行動”だったら、「迷惑」なんて思いたくないし、感謝したいですよね・・・。

親切にされて、お礼が言えないどころか、文句を言うような人はまったくもって「思いやり」のない人だから、ちょっとどうかなって。
相手の“親切に見える行動”が、本物か偽物かも見分ける感性がない時点でそこをどうかなって。良いものを良いと感じる力もないってことだもんね。

このへんの話は深いのでまた言葉がまとまったら!(←ボキャブラリーがないもので苦労するわ~)


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